ニアショアとオフショアの違いは？

このページでは、ニアショアとオフショアの違いやメリット・デメリットをご紹介します。

ニアショアとは

ニアショアは、主に地方にあるIT会社へ開発を委託することをいいます。東京や大阪など大都市の会社ではなく、地方都市にある会社へシステムやアプリ開発を委託するケースが該当します。

近年はリモートワークやコワーキングなど働き方が多様化しており、ニアシェアのハードルも下がっています。

メリットは都市部より開発コストが安いこと

ニアシェアの強みは、都市部と比べて開発コストを抑えられる点です。大都市はエンジニアの賃金水準が高い一方、地方は比較的安価な傾向があります。そのため、都市部の会社へ委託するケースと比べて開発コストを削減できます。

また、国内の会社に開発を委託するため、時差や言葉の壁、カントリーリスクなどは考慮する必要がありません。場合によっては直接開発会社へ足を運び、直接やり取りしやすいのも特徴といえます。

オフショアとの違い

オフショアとニアショアの違いは、委託先が日本か海外かという点です。オフショアは、フィリピンなど海外にある会社へシステムやアプリの開発を委託します。言葉や文化の違いがあるため、開発会社とのやり取りはブリッジSEを通じて行うケースもあります。

一方のニアショアは国内企業へ開発を委託します。プロジェクト担当者に直接要望を伝えられるほか、自社から委託先の会社までの距離によっては、気軽に対面でやり取りすることが可能です。

ニアショアとオフショアのメリット・デメリットを比較

ニアショアとオフショアのメリットとデメリットをまとめました。

ニアショアとオフショアは違いが多い

ニアショアは担当者と日本語でやり取りできるうえ、時差・カントリーリスクがないことが大きな強みです。ただし、人材の量・質は開発会社次第のため、しっかり確認しておきましょう。

一方、オフショアは開発コストが安く、高度なITスキルを持つ人材も豊富です。ただ、言葉や文化の違いがありますので、コミュニケーションの取りやすさは確認が必要です。なお、フィリピンは公用語が英語のため、自社に英語の話者がいるなら比較的コミュニケーションを取りやすいでしょう。

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